モリキチ

8歳の息子は、ラーメン定食の時、先にご飯を食べてしまってから、ラーメンを食べるので「ラーメン伸びるぞ」と注意すると「俺、好きなものは最後に食べる派やねん」と毅然と答えた。謎の信念に基づいていた。

3歳の次男は、泥の入ったバケツの上に座り込んで、泥だらけになったので、着替えさせていると、「ふー、ギリギリセーフやったな～」と呟いた。明らかな誤審である。

3歳の次男は、お迎えの自転車に乗ると、拾ってきた木の枝を咥え甲高い奇声を発して、楽しげに笛のマネを始めた。ただ、遠くから見たら、ただただ奇声を発してるだけである。

8歳の息子は、お風呂の前に、アイスを食べておしっこをしてから入るというルーチンだったが、時間短縮のためにアイスを食べながらおしっこをしていて、嫁に鬼の如く怒られた。その改善案は失敗だった。

8歳の息子は、朝、顔に歯磨き粉がついてる事を、私が教えてやると「分かってた。なんか、付いてるなって気付いてた」と、何も付いてないところを触りながら意味のない見栄を張り出した。とうとう面倒くさい年頃にな ...