モリキチ

6歳の息子が、雨の日、横断歩道の信号が赤になったのに気付かずに渡ろうとしとので、私が「ストップ！！」と叫ぶと、驚きあまって水溜りの上ですっ転んでしまった。まるでコントのようだった。

6歳の息子が、学校の上履きを洗いに外に出て行って、30分後「終わった！」と息を切らせて戻ってきたら、顔がビショビショに濡れていた。どんな死闘を繰り広げたのか。

6歳の息子が、突然「101歳と6歳どっちが強いと思う？」とアホな事を聞いてきたので、逆に聞き返してみると「6歳やろ！心臓にパンチしたら終わりや！」と答えた。真剣に101歳の倒し方をシミュレートしていた ...

6歳の息子は、食事中に嫁に怒られたのが納得できなくて、大好きなうどんを目の前にしても、箸を手にせずに「ガリガリになって死ぬ決心した」と非暴力抵抗運動を開始した。これは、やっかいだ。

6歳の息子は、私が「何かあっても、ずっとパパが守ってやるから！」と威勢のいい事を言うと「はぁ～、途中までやなぁ～」と暗に私の方が先立つ事を指摘してきた。意外と現実的です。