実際、子育てというのは、イクメンなんて言葉でデコレーションされた華やかなものでなくて、まじめに家事と育児を分担すればするほど、その泥臭い事は、どぶ板営業並みに大変な事ばかりです。
(稀に、オシャレに着飾って、土日にカフェにマクラーレンのベビーカーで乗りつけて、家族でランチなんて、いわゆるところのイクメンしてる人もいるのでしょうがw)
毎朝、愚図るのを励ましながら、服を着替えさせて、保育園に連れていって、駅へと突っ走って、夜は自分の晩御飯を急いで終わらせて、風呂に入れて、寝かしつけるところまでを、毎日毎日やっていると、自分の時間という概念の存在すら忘れてしまいそうになります。
本当に育児とは、面白さや楽しさ半分、ストレス半分。いや、ストレスが6~7割になる事の方が多いかもしれない。そして、ストレスがたまりだすと、残りの面白さや楽しさを見失ってしまって、すべてにイライラとしてしまう専業主婦のキモチがよく分かる気がしてくる。
これではいけないな、という反省の元で、ムスコと接するなかで、面白かった事や、はたまたイライラさせられた事、「え、マジか?」と驚かされた事を、ストレスの解放を兼ねて、文章に変換して記録してみようというのが始まりでした。
まあ、その他にもコバンザメのようにへばりついてる小さい理由も幾つかあるのですが、ただ、書こうという意識で、注意深く、子供の言動を観察すると、それまでストレスでしかなかった事が、別の視点で評価ができるようになってきて、改めて子供って面白いなと思えるようになった気がする。
そう、まだ、気がするというレベルです(笑)